COVID-19対応者ガイド

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大により、医療、経済、流通など、社会の様々な側面において問題が発生している。それらの問題に対応する人々(対応者、レスポンダー)は、自らも家族とともにコロナ禍で生活していながら、社会からの様々な要請に応えなければならない。
WHOやUNICEFなどの人道支援関連機関からなる機関間常設委員会(Inter-Agency Standing Committee:IASC)は、2020年5月26日にCOVID-19対応者のための心理社会的スキルに関するガイドラインを作成した。このガイドラインは、対応者自身のセルフケア、思いやりのあるコミュニケーション、実用的な支援、ストレスマネジメント、社会的弱者について、イラスト付きでわかりやすく解説し、具体的な手法や材料も提供してくれるものである。
日本語訳は2020年8月に作成され、以下のIASCのホームページから手に入れることができる。
https://interagencystandingcommittee.org/iasc-reference-group-mental-health-and-psychosocial-support-emergency-settings/iasc-guidance-basic

ガイドで紹介された資料について

ガイドラインにはその他の資料が紹介されている。そのいくつかは日本語に訳されているものもあるが、いくつかはない。
それぞれの資料については、以下の通り、Twitter(@tomokoba10)で要約を紹介してきました(日本語訳があるものはそのリンク)。
※なお、Twitter上では“#COVID19レスポンダーガイド”でまとめています。

p.8 その他のセルフケアとチームケアの資料

心理的応急処置(PFA)
新型コロナウイルス感染症のストレスの対処に関する1ページ資料(WHO)
14日間のウェルビーイング日記
新型コロナウイルスに関連する社会的スティグマ
ストレスの高い時期にどんなことをすべきか:イラスト入りガイド(WHO)

p.18 女性や女児への新型コロナウイルス感染症の影響

p.18 悲しみの中にいる人たちへのサポート

p.19 難民キャンプや非公式の難民・移民環境で生活する人たちへのサポート

p.19 障害のある人たちへのサポート

p.20 スタッフやボランティアをサポートする管理者・上司へのアドバイス

  • 感染流行時にレジリエンスを維持するために(ヘディングトン研究所):
  要約ツイート
レジリエンス構築のための睡眠方法1 https://twitter.com/tomokoba10/status/1291690452882604032?s=20
レジリエンス構築のための睡眠方法2 https://twitter.com/tomokoba10/status/1291690911051608065?s=20
人道的支援者に特有の困難 https://twitter.com/tomokoba10/status/1291312333881393154?s=20
最悪の状況ですると良いこと https://twitter.com/tomokoba10/status/1291312069917028354?s=20
人道的な地域社会で今できること https://twitter.com/tomokoba10/status/1291311680073285632?s=20
道徳的負傷 https://twitter.com/tomokoba10/status/1291001989753536512?s=20
パンデミック中に感情を管理する方法 https://twitter.com/tomokoba10/status/1285215527770550272?s=20
パンデミック中のリーダーがする5つのこと https://twitter.com/tomokoba10/status/1282926032513691649?s=20
リスクの伝播効果 https://twitter.com/tomokoba10/status/1284135620533612545?s=20